英語で会話したり、文章を書いていると、「ほとんどの〜」という意味の英語を使う場面があると思います。英語表現では、 “Most” と “Most of” の2つの表現があるのですが、その使い分けをご存知ですか?
「えっ、同じじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このページは、例文を交えながら、 “Most” と “Most of” の2つの表現の違いや使い方について解説していきます。
では、まずは “Most” の方から解説していきます。
Most〜: 「(一般的に)ほとんどの〜、たいていの〜」
“Most” は、社会通念上のほとんどという意味です。逆にいうと、限定した集団には使えません。『“Most”+名詞』という形で使います。
・Most Japanese people work too much.
「日本人の大半は働き過ぎです。」
・Most Japanese can’t speak English.
「日本人のほとんどは英語が話せません。」
Most of 〜: 「(特定の中の)ほとんど、大半、大部分」
“Most of ” は、特定・限定された中での「大半」という意味です。社会通念上のほとんどという意味です。『”Most of”+「代名詞』、『”Most of the”+名詞』という形で使います。
・Most of people at my office work too much.
「私たちの事務所の人のほとんどは働き過ぎです。」
・Most of them can’t speak English.
「彼らの大半は英語が話せません。」
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