TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
最近の出来事・経験の問題とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「最近の出来事・経験」の問題が出題されます。
「最近の出来事・経験の問題」の設問例
・昨日のできごとについて教えてください。
・最近、誰かと食事に行ったときの話してください。
・最近いった旅行について説明してください。
実際に解いてみよう
最近の出来事などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇をしました。)
② 補足するエピソードを挙げる(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
③ (時間があれば)②を掘り下げる
④ 最後に結論を述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「最近徹夜したことはありますか。どうしてですか。」という質問に回答したいと思います。
①I’m the person who have to sleep more than seven hours per day. However, I sometimes have to stay up all night.
②The last time I had to burn the midnight oil to study for an exam last month. I work for a real estate company, so I have to get a lot of qualifications. I had an exam for some of the qualifications I have to obtain.
③However, I had not enough time for studying for it, because I had a lot of work to do. I was in charge of an event to celebrate one of our clients, so I had to work overtime almost every day. I had almost no chance to study until the day before the exam. I made up my mind to study all night tonight.
④Actually, I slept for several hours before I left my house. Finally, I passed the exam successfully and got the qualification.
実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。
この例題で使える単語・表現
「〜という人である」 : be the person who 〜
「徹夜する」 : stay up all night, burn the midnight oil
「不動産会社」 : real estate company
「資格をとる」 : get(obtain) a qualification
「〜すると決意する」 : make up my mind to〜
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
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