「後で」って英語で何というの? (“Later” or “Afterwards”)

英語表現

「後で」と言うと、”See you later.”のように”Later”という単語を使うことが多いと思います。他にも”Afterwords”という単語があります。この2つの表現の違いは何でしょうか。このページは、”Later”と”Afterwords”の2つの表現の違いについて解説していきます。ニュアンスを掴んだ状態でこれらの表現を使いましょう。

Later:『後で』

Later”は、時間や期間が明確ではなく、ただ漠然とした「後で」を意味します。例えば、「See you later.」のように、いつ次会うかは明確でないことを示しています。

I’ll email you the details later.
「詳細は後で(いつかは特定せずに)メールするね。」
I’m in the middle of something right now. I’ll do it later.
「今、手が離せません。後でやります。(いつやるかは明言していない)」

Afterwards:『後で』

一方で“Afterwards”は、特定の出来事の後でという意味になり、何の後かが明確な場合に使われる表現です。したがって、文脈上、何の後かが必ず明確にする必要があります。例えば、「I’m in the middle of something right now. I’ll do it afterwards.」のように使い、「今やっていること」のすぐ後にやることをニュアンスとして伝えています。

アメリカ英語は“Afterward”、イギリス英語は“Afterwards”と言われています。しかし、最近ではアメリカでも“Afterwards”はよく耳にするようになっています。

“Afterward(s)”は次の組み合わせでよく用いられる。
Soon afterward(s) (その後すぐに)
Shortly afterward(s) (その後間もなく)
Long afterward(s)(ずっと後に)

I’m going to meet with my client. I’ll email you the details afterwards.
「これからお客さまに会う予定です。その詳細は(その予定の)後でメールするね。」
I’m in the middle of something right now. I’ll do it afterwards.
「今、手が離せません。(その用事の)後でやります。」

 “Later”と“Afterwards”の違いはご理解いただけましたでしょうか。同じ「後で」という意味ですが、微妙にニュアンスが異なりますので、使い分けに気をつけましょう。特にビジネスで使う場合には、そのニュアンスの違いで、同僚からイラっとされる可能性もあると思います。

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