TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
最近の出来事・経験の問題とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「最近の出来事・経験」の問題が出題されます。
「最近の出来事・経験の問題」の設問例
・昨日のできごとについて教えてください。
・最近、誰かと食事に行ったときの話してください。
・最近いった旅行について説明してください。
実際に解いてみよう
最近の出来事などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇をしました。)
② 補足するエピソードを挙げる(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
③ (時間があれば)②を掘り下げる
④ 最後に結論を述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「あなたが最近参加したセレモニー、パーティーについて教えてください。」という質問に回答したいと思います。
①Last year, I went to an anniversary party of one of my clients. The party was held at very popular hotel.
②I went to the party with my boss. We showed invitations at the reception and finished checking in. The party was held at the biggest room of the hotel. There were already hundreds of people in the room. Some people were wearing fashionable clothings. So I felt I were out of place.
③A famous politician gave us a speech at the party. He talked about the history of the clients for about half an hour. After his speech, we ate food. The food was awesome.
④I think I had a very good time.
実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。
この例題で使える単語・表現
「周年記念の」 : anniversary
「招待状」 : invitation
「受付」 : reception
「受付する」 : check in, sign in
「場違い」 : be out of place
「政治家」 : politicain
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
コメント
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