英語スピーキング力を測定 株式会社アルクのTSSTの過去問を解いてみました 25 (最近の出来事・経験の問題編④)

TSST

TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。

TSSTの概要はリンク先をご確認ください。

このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。

最近の出来事・経験の問題とは

TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「最近の出来事・経験」の問題が出題されます。

「最近の出来事・経験の問題」の設問例

・昨日のできごとについて教えてください。
・最近、誰かと食事に行ったときの話してください。
・最近いった旅行について説明してください。

実際に解いてみよう

最近の出来事などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。

例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。

① 結論を述べる(ex.私は〇〇をしました。)
② 補足するエピソードを挙げる
(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
③ (時間があれば)②を掘り下げる
④ 最後に結論を述べる

論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。

では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「最近誰かを説得しようとして、上手くいかなかった例について説明してください。」という質問に回答したいと思います。

①We have been working hard to get a new contract with one of our prospective customers which is a famous company in Japan, but we failed in the end.

②We met the customer two month ago. One of our customer introduced us to the potential customer. They were interested in our goods and said they wanted to buy them all. We were happy at that moment.

③However, two days later, they called us to come to their office and said “We cannot land a contract with you.” This was because they didn’t get a loan from their banks. They didn’t have enough money to buy our products. We’ve negotiated with them but failed.

④We were expecting to get a contract, so it was really disappointing.

実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。

この例題で使える単語・表現

「契約を取る」    : get/sign/land a contract
「見込み客」     : potential customer, prospective customer
「その時は」     : at that moment
「融資を受ける」   : get a loan
「それは残念だ」   : It was disappointing

瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。

 過去問集を確認した方は、下の画像をクリック!!

英語スピーキング力を測定 株式会社アルクのTSSTの過去問を解いてみました(まとめ)

コメント

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