TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
最近の出来事・経験の問題とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「最近の出来事・経験」の問題が出題されます。
「最近の出来事・経験の問題」の設問例
・昨日のできごとについて教えてください。
・最近、誰かと食事に行ったときの話してください。
・最近いった旅行について説明してください。
実際に解いてみよう
最近の出来事などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇をしました。)
② 補足するエピソードを挙げる(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
③ (時間があれば)②を掘り下げる
④ 最後に結論を述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「あなたは普段インターネットで何をしていますか。」という質問に回答したいと思います。
①The Internet is a very useful tool for me. It is not too much to say that I can’t live without the Internet.
②I usually use the Internet for searching words which I don’t know. I especially use the Internet to search English words which I don’t know instead of a dictionary. I can not only know the meaning of the words but also know how to use them in a sentence because a lot of examples are shown on the Internet.
③I also use the Internet for keeping in touch with my old friends. I do not have chances to meet my friends, but I can get in touch with them on the Internet. I can also check their SNS and know what they are doing. I can announce to my friends what I’m doing. I can feel my friends are close even if we can’t meet face to face.
④I use the Internet almost every day. I can’t even imagine the world without the Internet.
実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。
この例題で使える単語・表現
「言い過ぎではない」 : It is not too much to say that 〜
「連絡をとる」 : keep in touch with, get in touch with
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
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