TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
仕事についての問題とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「仕事について問う」問題が出題されます。
「仕事について問う問題」の設問例
・あなたの仕事を説明してください。
・あなたの仕事場(働いている場所、勤務地、職場)を説明してください。
・仕事での失敗を教えて下さい。
「仕事について問う問題」の対策として、ご自身の仕事の内容や職場の雰囲気、過去の経験(成功・失敗)などを英語で説明できるようにしておくと良いです。それを実際に問われた問題に応じて、継ぎ接ぎすれば回答を完成させることができます。
実際に解いてみよう
「仕事について問う問題」などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができるものと、できないものがあります。論理的な回答はある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇の仕事をしています。)
② 具体的な内容(場所、内容)を説明する(ex.〇〇の事務所で働いている)
③ (時間があれば)②を掘り下げる
④ 結論として感想や意気込みなどを述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「上司に意見を通せなかった経験について説明しなさい。」という質問に回答したいと思います。
①I had many experiences when I tried to express my opinions but my boss couldn’t accepted them. I’m going to show an example.
②Half a year ago, we had a big annual ceremony. We decided whether we should have held the ceremony. As you know, there was a spread of Covid-19 at that time, and many companies canceled events at which many people gathered in one place in order to prevent to become a disease cluster. And there was no word like “with corona” yet at that time.
③Therefore, I told my boss to canceled the event. However, he denied my opinion and ordered me to prepare for the event. Finally, we hold the event and fortunately nobody caught a virus.
④I don’t think it was a right idea to hold the event at that time even if no body caught a virus.
実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。
この例題で使える単語・表現
「意見を言う」 : express one’s opinion
「コロナの流行」 : a spread of Covid-19
「クラスター」 : disease cluster
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
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