TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
好きなものを問う問題(自己紹介系の問題)とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「好きなものを問う」問題が出題されます。
「好きなものを問う問題」の設問例
・あなたの好きな国はどこですか。その理由を教えてください。
・好きなスポーツ選手の名前を一人挙げてください。また好きな理由を教えてください。
・好きな雑誌、本は何ですか。それはどんなものですか。
実際に解いてみよう
自己紹介などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇が好きです。)
② その理由を述べる(ex.過去に〇〇に行き、とても楽しい時を過ごした。)
③ 補足するエピソードやエビデンスを挙げる(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
④ (時間があれば)2と3を繰り返す
⑤ 最後に結論を述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「財布を落としたらどうしますか?」という質問に回答したいと思います。
①If I lose my wallet, firstly, I’ll try to remember when I leave my wallet. If I remember where I lose it, I’ll go back there and try to find it.
②Secondly, if I can’t find it or if I can’t remember where I leave it, I’ll call the police or a lost-and-found. It depends on where I lose my wallet.
③Thirdly, I’ll call my credit companies to stop my credit cards. I put several credit cards in my wallet, so I have to call several credit card companies.
④Lastly, I’ll wait and see because there is nothing else to do.
実際にこの文章を考えながら45秒ですべて話すのはかなり難易度が高いと思います。しかし、暗記していれば、45秒くらいで回答が可能だと思います。
この例題で使える単語・表現
「失くす」 : lose
「財布」 : wallet
「置き忘れる」 : leave
「遺失物取扱所」: lost-and-found
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
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