TSST(Telephone Standard Speaking Test)とは株式会社アルクが運営する、電話で15分で受験できる英語スピーキングテストです。
TSSTの概要はリンク先をご確認ください。
このページでは、TSSTのスピーキングテストの過去を解いてみます。参考にしていただければと思います。
好きなものを問う問題(自己紹介系の問題)とは
TSSTでは、10問の設問に各45秒で回答をします。10問のうち、最低1問は「好きなものを問う」問題が出題されます。
「好きなものを問う問題」の設問例
・あなたの好きな国はどこですか。その理由を教えてください。
・好きなスポーツ選手の名前を一人挙げてください。また好きな理由を教えてください。
・好きな雑誌、本は何ですか。それはどんなものですか。
実際に解いてみよう
自己紹介などのスピーチは、結論、理由などの述べる論理的な回答ができないものの、ある程度で「型」持って臨むべきです。
例えば、以下のような「型」をあらかじめ用意しておくとスムーズに会話を作ることができます。
① 結論を述べる(ex.私は〇〇が好きです。)
② その理由を述べる(ex.過去に〇〇に行き、とても楽しい時を過ごした。)
③ 補足するエピソードやエビデンスを挙げる(ex.〇〇に行って〇〇と出会いました。)
④ (時間があれば)2と3を繰り返す
⑤ 最後に結論を述べる
論理的な回答を求められる設問とは異なり、理由を論理的に述べることはできません。その分、具体的なエピソードや事実など述べることで内容を膨らませると良いでしょう。
では、実際に回答してみます。私なら以下のような回答をします。今回は、「子供のころ嫌いだった食べ物を教えてください。」という質問に回答したいと思います。
①I didn’t like vinegar when I was a child.
②My mother cooked meals with vinegar more than once in two days, because she thought vinegar was good for our health. I didn’t like vinegar because it was too sour for me as a kid. Whenever I ate foods with vinegar, I couldn’t stop crying. Tears was rolling down my face naturally because of its sour. So I remember I was trying to close my eyes in order to stop tears getting out of my eyes. I also found that I could dilute the taste of vinegar by drinking water while I eat food with vinegar. After I found this way, I didn’t have to suffer from the sour.
③Now, I like vinegar. I know it is good for our health and beauty. So I try to have vinegar almost everyday. I feel that I have to thank to my mother who forced me to have vinegar when I was a kid. If she hadn’t, I think I’ve never try vinegar at all.
この例題で使える単語・表現
「お酢」 : vinegar
「酸っぱい」 : sour
「薄める」 : dilute
瞬間的に英語が出てくるようになるためには、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がオススメです。学習にお役立てください。
参考となる表現の解説はリンク先をご確認ください。
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